手袋メーカーが増えると仁義なき戦いになる？

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いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエ　のりねえです。

展示会に行ってきたんですが、

中国からの出展が多く、しかも

商品ラインナップがすごいんです。

各工場とも、加工手袋から

耐切創手袋、ウレタン背抜きから

ニトリル背抜き、様々な種類が

そろっていて、日本のメーカーも

ウカウカしていられませんね。

今までは、メーカー対メーカーでしたが、

ここ20年くらいは、輸入業者さんや

卸さんがオリジナルを海外で作って

メーカーの地位をおびやかしていました。

なんだかんだ言って、日本の業者同士の

戦いでしたが、今や、中国の業者が

直接、日本のホームセンターのバイヤーに

売り込んだり、日本に法人設立して

在庫置いて売り出しています。

こうなるといわゆる「中抜き」で

我々卸しは、ますます不必要になります。

あれだけの数のメーカーが大挙して

やってくると、いろいろ考えてしまいます。

ひとつは、アメリカ市場にはモノが

売れないから、日本市場に来てるのかな？

もう一つは、たくさんできすぎると

価格が下がるから、せっかく

ちゃんとした価格で安定している

商品の値崩れがいやだな。

中国のメーカーの話を聞いてみると、

どうも、今までは韓国の業者の

仲介で欧米向けに作っている

ようです。

そうなると、アメリカ向けの減少で

日本市場を狙ってくるのもわかりますね。

今回は山東省の会社に行ったのですが

その会社の通訳の方は、上海で

日本語の学校に行って勉強したけど

子供を育てるには故郷に帰り

祖父母の援助が必要、と山東省に

戻ったんです、と言ってました。

今でも子育ては、両親の助けが

必要なんですね。

それにしてもガッツあるんだなあ。

展示は、ただ商品を並べるだけの

単調なものですが、必死に食い下がる

ガッツには頭がさがります。

印刷技術も上がっているし、

日本のメーカーもウカウカしていられない

と、感じた、展示会でした。

グローバル化はドンドン進みますね。

週末も、どうぞご安全に。

たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ！

のりねえ

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