教え子に先立たれる辛さが身に沁みます。

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いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエ　のりねえです。

今日は、手袋じゃないことを

書きます。

私は、数年前まで、セミナー講師の

卵を教える講師をしていました。

その中でも思い出深い教え子が先日

亡くなりました。

私は2年間講師を勤めましたが、

その2年の間、名古屋以外にも静岡、

長野でも講師を務めたので、62名に

セミナーの作り方を指導しました。

ひとりひとりが本当に思い出深く

なんとか一人前のセミナーができる

ように、お手伝いをしました。

講義の間ではセミナーができず、

困っている生徒には、私の会社で

個人セッションをしました。

本気でセミナーを作りたい人は

何度も訪ねてきて、ひざ詰めで

アドバイスをしました。

その中でも、パソコンスクールの

講師を務めていた彼は、

3回も会社に来て個人セッションを

しました。

最初は、まったくまとまらず、

2時間かけても方向性が見えず

どうなるかと、思いました。

2回目はそれでも的が少し

絞れてきて、なんとか10分で

話せそうな方向が見えました。

その間、何度もメールで

やり取りをして、

誰に対して話すか？

自分に語る資格はあるのか？

そのあたりをずっと考えて

作りつづけました。

3回目にうちの会社に来た時

と、やってきて、彼が作ってきた

10分セミナーをご披露してくれました。

その時、泣いたんですよね。

その彼は。私から、何度も何度も

ダメを出され、自信もなくした

ことでしょう。

それでもあきらめず自分の力で

作り上げました。

だから、出来上がったときに

こみ上げるものがあって、

涙が出たんだと思います。

そのセミナーで、その彼は、

地方大会の優勝を勝ち取りました。

みんな教え子で、みんなの

苦しみを共に味わって

作ってきた中でも、思い出深い

教え子のひとりでした。

その後、私が所属する

経営者の勉強会でも彼に登壇を

お願いして、数回講師をして

もらいました。

もちろん報酬をお支払いして、

登壇をお願いしました。

そんな彼が最近、調子が悪いと

聞いておりました。

講義をお願いしたんですが、

調子が悪いので、次回ぜひ、と

やり取りしたのが、最後でした。

本当に残念です。

今日はただ、ご冥福を祈るばかりです。

明日は元気に手袋のご紹介を

いたしますね。

どうぞご安全に。

たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ！

のりねえ

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