
今回は、私がネット通販の仕事をする
中で気づいた、お客様との「心のつながり」
を築く方法についてお話ししたいと思います。
(ちょっと大げさ?w)
私は現在、楽天市場で手袋を販売して
います。ネット通販では、お客様との
接点がどうしても商品ページやメールで
のやり取りに限られがちですよね。
以前は、週に2〜3通ほどしかレビュー
をいただけず、「もっとお客様との
距離を縮めるにはどうしたらいいん
だろう?」と悩んでいました。
そんな時、ある先輩の店舗を訪問する
機会がありました。その店舗は、
お客様からの信頼が厚く、レビューも
いつもたくさん集まっています。
思い切ってその秘訣を尋ねてみたところ、
先輩はこう教えてくれました。
その言葉に感銘を受けた私は、すぐに
自分の店舗でも実践してみることに
しました。
商品に同封するサンキューレターに、
手書きで「ありがとうございます」
「ご愛用いただけると嬉しいです」
といった簡単なメッセージを添え
始めたのです。
それに合わせてサンキューレターの
デザインも変えてみました。
すると、驚くほどの変化が起こり
ました。それまで週に2〜3通だった
レビューが、なんと毎日2通も届く
ようになったのです!
この経験から、私は手書きメッセージが
持つ力の大きさを改めて実感しました。
**1. 特別感と希少性**
デジタル化が進む現代において、手書き
の文字は非常に特別なものです。
大量生産された商品の中に、たった一つ
だけ手書きのメッセージが入っているだけで、
「自分のためだけに書いてくれたんだ」
という特別感が生まれます。
手間をかけてくれたという気持ちが伝わり、
お客様はより一層、お店を身近に感じて
くれるのです。
**2. 信頼と安心感**
ネット通販では、商品が届くまで
「本当に大丈夫かな?」という不安が
少なからずあります。
しかし、商品を開けた時に温かい
メッセージが添えられていると、
「このお店は、お客様一人ひとりを
大切にしているんだ」という安心感
につながります。
この信頼感が、レビューを書く
という行動を後押ししてくれるのです。
**3. 日本人の特性に寄り添う**
日本人の購買行動には、「他人の評価を
参考にする」という特性が強く見られます。
レビューはその代表例です。
しかし、レビューが増えるには、まず
お客様が「レビューを書きたい」と思って
くれるような特別な体験を提供する必要が
あります。
手書きメッセージは、この「心に響く体験」
を生み出し、お客様に「このお店を応援し
たい!」と思わせる力を持っています。
私は映画を見るのが好きなんですが、
大好きな映画に『グリーンブック』という
映画があります。
黒人ピアニストのドン・シャーリーが
南部に演奏ツアーに出るときの用心棒と
運転手を兼ねて雇ったイタリア系の
トニーとの心が通うロードムービーです。
ツアーの最中にトニーが奥さんに手紙を
書くんですが、言葉をうまく伝えられない
トニーが、ドン・シャーリーの助けを
借りてに奥さんに手紙を書くシーンが
あります。
言葉を飾ることはできなくても、そこに
込められた温かい想いは、手紙を通して
相手にしっかりと伝わりました。
手紙や手書きのメッセージは、デジタル
なやり取りにはない、心を伝える優れた
手段です。
それは、相手を想い、言葉を選ぶ時間
そのものが、メッセージに込められる
からです。
今回、先輩の教えを「マネ」した
ことから始まりましたが、その本質は
「お客様との心のつながりを大切にする」
ことでした。
この学びは、私にとって大きな財産です。
これからも、一枚一枚に心を込めた
メッセージを添え、お客様に
「このお店で買ってよかった」と思って
いただけるよう、努力を続けていきたい
と思います。
ちなみに一番レビューをたくさんいただい
ている商品はコチラ▼▼▼
暑い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
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のりねえ
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