ダイエーが起こした流通革命をたどる

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昨日のブログで、流通科学大学にて

講義をしたことをご紹介しました。

その際、校内にある中内功氏ゆかりの

4つの施設を見学したのですが、これが

単なる資料館ではなく、経営者にとって

必見の場所でしたので皆様にもシェア

いたします。

流通革命の足跡をたどる

見学したのは以下の4施設です。

1. ダイエー資料館

2. キャッシュレジスター博物館

3. サカエ薬局（移築）

4. 中内功記念館

特に印象深かったのは、中内功氏の

「先見性」です。

まだショッピングモールもない時代、

デパートでも商店街でもない新しい

ポジションを確立し、「買い物」

そのもののあり方を変えました。

記念館では、PB商品への取り組みや

ローソンの展開など、現在の流通の

基礎となるアイデアが、当時すでに

実行されていたことに驚かされます。

「人」に宿る熱量

キャッシュレジスター博物館では、

中内氏から直接薫陶を受けた

元スタッフの方が解説をしてくだ

さいました。

美術品のように美しいレジスターの

数々もさることながら、解説される

方の眼差しから、中内氏がいかに

人を惹きつけるリーダーであった

かが伝わってきます。

また、少年時代を過ごした

「サカエ薬局」の再現展示

（驚くほど狭い！）からは、

ハングリー精神と昭和初期の

熱気がリアルに感じられました。

消えないDNA

現在、ダイエーという屋号は

なくなりましたが、そのDNAは

日本の流通業界の隅々にまで

息づいています。

「過去を懐かしむ場所」ではなく、

「未来のヒントを得る場所」として。

平日予約制ではありますが、

経営者仲間と共に再訪し、

この「熱」をもう一度肌で

感じたいと思います。

私たちが実行に移せるのは、

工場を持たないメーカーになる！

というPB戦略ですね。

刺激受けました。

寒い時期でも、どうぞご安全に。

たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ！

のりねえ

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