今日は久しぶりの「インプットデイ」。
愛知大学にて、中国問題の専門家である
加藤嘉一さんの講演を聴講してきました。
加藤さんといえば、北京大学在学中から、
香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)の
討論番組で、中国人顔負けの中国語で
激論を交わしていた人物。
北京大学の日本人留学生会会長も務め、
当時の胡錦濤国家主席が訪日前に北京大学
を訪問した際には、直接会って言葉を
交わしたという、まさに「中国の懐」に
飛び込んでいた稀有な日本人です。
そんな彼が語る中国の話は、メディア
越しの解説とは解像度がまるで違いました。
そして、話を聞き終わった私の胸に
残ったのは、「やはりそうだったのか」
という確信と、背筋が寒くなるような
危機感でした。
中国の対日政策や戦略について、ある程度
理解しているつもりでしたが、加藤さんの
話は、その「本気度」と「緻密さ」を
改めて突きつけるものでした。
例えば、話題になっている「レアアースの
輸出規制」。あれは単なる外交カードや
嫌がらせではありません。
日本の経済力を削ぎ、国防産業や
国民生活の根幹を揺さぶることで、
間接的に日本の「生殺与奪の権」を
握ろうとする、明確な「経済の武器化」
です。
そして、さらに恐ろしいのが「浸透工作」
です。中国の工作は、1年や2年で結果を
出そうとはしません。
「今はまだ何者でもない」若手や研究者に
近づき、関係を作り、恩を売っておく。
そして数年、いや十数年後、その人物が
組織のキーマン(重要人物)になった
瞬間に、かつて仕込んだ「切り札」を
切るのです。
あちこちに静かに仕掛けられた時限爆弾。
何も起きていない平穏な時間は、平和
なのではなく、「仕込みの期間」に
過ぎないのかもしれません。
講演の中で、「日本はどうすべきか」という
具体的な対策の提示はありませんでした。
自分で考え自分で行動せよ!ですね。
加藤さんが語る「彼らの論理」と、
それに対峙する日本の現状を照らし合わせ
た時、私たちの最大の弱点が浮き彫りになります。
それは、「日本人の危機感の無さ」です。
目に見えるミサイルには驚くけれど、真綿
で首を絞めるような経済威圧や、笑顔で
近づいてくる人的工作には、あまりにも
無防備です。
「まさかそこまではしないだろう」
「話せばわかる」という、日本特有の性善説。
それこそが、相手にとって最もつけ込み
やすい「隙」なのだと痛感しました。
現場を知る加藤嘉一さんというフィルターを
通して、中国問題の本質を見直すことができた一日。
これからのニュースの見方が、
ガラリと変わりそうです。
インプットって大事ですね。
寒い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
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