先日来たメーカーさんが
新しい耐熱手袋を作っていると
言ってました。
楽しみなんですよね。
耐熱って難しいから。
熱いって、しばらくは我慢出来て
熱が内側にも伝わり、こもった
熱のせいで、ヤケドする。
これは、手袋をとってもすぐには
熱が戻らないから、脱ぐのが
スピーディにできないといけません。
前にもご紹介しましたが耐熱手袋は
素材に関わらず、すぐに脱げるような
工夫がされています。
いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエのりねえです
このブログは、手袋のソムリエの
ワタクシが、さまざまなシーンで
使われる作業手袋の適材適所、
事例などをご紹介するブログです
例えば、溶接で使う皮手袋は
ほとんどが袖口が広く開いています。
絞ってあると、脱ぐときに
ワンアクション多くなる。
その数秒がヤケドの程度を
大きく変えるんです。
皮手は、腕を大きく振れば
手から簡単に外れて飛んでいきます。
両手を同時に外すことも可能です。
ここがものすごく大事なんです。
ロングタイプの皮手も同じような
作りです。
ガバっとしていますよね。
だから腕を一振りで脱げる。
例えば耐熱の皮以外の手袋だと
どでしょうか?
200度の熱が伝わるのに
15秒と明記されています。
この手袋も口がガバっとして
いるので、いざ厚さを感じたら
腕を大きく振れば脱げます。
こちらは大中産業さんのシェーファーという
表面がアルミで保護された手袋です。
これも同じように袖口が
ガバっとしています。
ここは素材が違っても同じです。
なので、耐熱の手袋を開発する
ときには、ここは真似るしか
ありませんね。
例外的に軍手タイプは手首が
しぼってあるタイプもあります。
まだ正式に製品化される途中なので
内容をリークするわけにはいきませんが
楽しみです。
耐熱の手袋に新時代を築ける!
そんな未来を信じて開発を続けます!
暑い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
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