あなたの手袋のソムリエ🄬 のりねえです。
今日は、軍手の提案に伺いました。
軍手というのは、種類がたくさんあって、
皆さんがご存知の軍手で、3~4種類
あるでしょう。
今日は手袋の基本のキの軍手について
ご紹介・解説します。
ホームセンターで一番よく見かけるのは
「2本編み」の軍手です。
名称は「日本一」だったり、
「世界一」だったり、いろいろです。
どれも、8.5番(八番半)という
太さです。
この糸2本で軍手を編みますと
1ダース当たりの重量が
600gになるんですよね。
日本で一番売れている
手袋は軍手で、(数量ベース)
その大部分は、この600gの
軍手です。
その流通を支えているのは
ホームセンターですね。
今や、どのホームセンターも
手袋屋さんからじゃなく、中国の
メーカーから直接購入しています。
残念ですが、この商品自体は
我々軍手を編んでいたメーカーの
手を離れています。
ただ、私の会社も一番売るのは
この特紡2本600gの軍手です。
綿100%の軍手は、底堅い
ニーズに支えられ、売れている
軍手の第2位だと思います。
綿100%のものは、重量が
1ダース当たり750gのものが主力です。
重いと原料をたくさん使うので
価格は相対的に高くなります。
しかも綿100%の糸は高いので
重量比でなく、高い商品に仕上がり
ますが、この商品でないと
困る方がいるので、底堅いニーズがあります。
それは、溶接・鋳造業です。
溶接をやる方は、皮手袋をはめますが
鋳造をして、できた商品をさわるのは
純綿軍手なんです。(2重にはめます)
そのニーズは代替ができないので、
高くても選ばれるわけです。
純綿の軍手の多くは、10番の糸を
5本使って編まれます。
品質の良いものは20番の糸を
10本使って編まれます。
細い糸を使うと柔らかく編みあがるので
その軍手を愛用される方も多いです。
その他の軍手は、皆さんの
目に触れるものとしては、
安さ爆発の1ダース450gの軍手や
500gの軍手です。
この種の軍手は、弱いのでリピート
しないので、私たちは
あまり扱いません。
いつもいつも使ってくれる人も
破れるのでは、かえって高くつくんです。
重量で測れないのは、素材が違う
軍手ですね。
でも、そういった手袋は、ホームセンターの
店頭などで見かけることはありません。
耐熱の軍手や、特殊な軍手は、
どうか我々のような業者に
問い合わせをください。
私たちは、様々な軍手に通じています。
その中には、手芸用の軍手を
編んでいる業者もあります。
軍手にパンヤ(わた)を入れて、
動物や人物にする手芸教室があります。
それの原料ですね。
それも手に入ります。
必要な方は以下のフォームで
お問い合わせくださいね。
寒い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
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