『８９６４』３４年経ってどう変わったのか？

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今年もこの日が巡ってきました。

もう３４年も経つんですね。

この日だけは手袋の事を

書かずに、あの事件のことに

想いを馳せます。

そう１９８９年の天安門事件から

３４年です。

私が２１歳の時、中国共産党が

天安門広場でデモをしていた学生を

人民解放軍によって一斉射撃した

あの事件です。

当時の民主活動家のリーダーたちは

亡命しました。

北京大学の王丹は、アメリカにいて

NYに天安門事件記念館をオープン。

▼この動画でインタビュー映像あります。

私も当時、北京に留学中で

天安門事件が起こる直前の

広場には何度も行きました。

胡耀邦の死去に端を発した

抗議デモが、多くの反腐敗を

のぞむ人たちの心に火をつけました。

学生のみならず、社会人も含め

多くの若者たちが、共産党の官僚に

よる不正を是正してほしい、と

訴えていました。

少しずつ物言える雰囲気になって

きていた８０年代末に、あの事件が

起きました。

以下の記事をご覧ください。

中国語ですが、写真を見ると

雰囲気はわかると思います。

▼香港人は当局の監視が厳しい中

天安門事件（六四）を悼んでいます。

港人在压迫下的「六四」悼念：狱中禁食丶香港主教的祈祷……

この事件を風化させてはいけません。

中国共産党のような巨大なチカラを

もつ組織が、なかったことにしようと

しています。

彼らの歴史からは消せても

事実を知る人々は、語り継がねば。

そうすることが、お亡くなりになった

学生たちにも、今を生きる中国人にも

必要なことです。

命がけで、発言し続ける

人たちがいる限り、あの時

北京にいた私が発言し続け

ないとね。

皆さんも、この日は忘れないで

ください。首都で起きた信じがたい

事件なんですから。

世界の未来のために。

暑い時期でも、どうぞご安全に。

たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ！

のりねえ

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