昨日、ケブラーの選択方法をご紹介
いたしました。
すると、そもそもケブラーという
デュポンの作った繊維のことや
用途をご紹介しないと、使い道が
わからないと気づき今更ながら
ご紹介します。
いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエのりねえです
このブログは、手袋のソムリエの
ワタクシが、さまざまなシーンで
使われる作業手袋の適材適所、
事例などをご紹介するブログです
そもそもケブラー🄬という繊維は
アメリカのデュポン社が開発した
パラ系アラミド繊維の商標です。
高強度・高耐熱性であり、同じ
重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つので
耐震工事補強をする際にも使われます。
高速道路などの橋脚や高架橋柱の
耐震補強工事をしているのを
見かけることがありますよね。
引っ張り強度が高く、ケブラーの
糸で重量物を吊り上げる実験を
している動画も目にすることも
ありますよね。
ケブラー🄬は、繊維の物性的には
400度以上でも耐えられます。
※デュポン社の資料より
なので、軍手に編み上げた手袋を
熱を帯びた商品を扱う際に
使っています。
※アトムさんのHG-34
物性的には熱に強くても
人間は血の通う生身のカラダ
なので、熱い飯盒を持てますが
時間的には30~40秒くらいが
ギリ耐えられる秒数だと思います。
特に軍手はニット(編んである)製品
なので、熱が編み目から入るので
熱いと感じた瞬間に熱の発生源を
放し、手袋を外して手を振って
冷やしてくださいね。
カッターナイフを使う時のみならず
鉄板を移動させるなど、現場作業で
手を切ってしまう危険があるときに
使われています。
※アトムさんのHG-05
この切創に対する強さは
しっかり数値化されていて
HG-05は、耐切創レベルCです。
毎度解説していますが
A→B→C→D→E→F
→→→強い→→→
なので、レベルCのHG-05は
一定の強度のある手袋です。
本日は、ケブラー🄬はデュポンの
開発したアラミド繊維の商標で
熱と切創に強い繊維と言うことを
ご紹介しました。
ご自分の作業に合う手袋だな、と
思った方は、一度お試しください。
涼しくなっても、ご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
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