あなたの手袋のソムリエ のりねえです。
昨日、お絵かき講座に参加したとき
お向かいに座った方は、製造業の
方でした。
炉の前に行くと熱い!ってスタッフが言うんだけど、出入りの業者さんに耐熱手袋の提案を頼んだら、ビックリする価格のを持ってきちゃって・・・・
おそらく「耐熱手袋」と聞いて、
シリコーン製の手袋を提案したん
でしょうね。
なので、本日は、耐熱手袋について
考察・ご紹介をいたします。
シリコンは、融溶温度高い!

これは、ダイローブH200です。
シリコーンは以前もご紹介したことが
あるかもしれませんが、融溶温度が
1000度以上です。
重さ1.0kgの鉄塊を加熱しH200を着用して強く握った場合100℃の時、約140秒、150℃の時、約20秒、200℃の時、15秒で熱く感じます。~ダイローブカタログより~
食品衛生法にも適合している
完全防水の手袋ですので、
いろんなシーンで使えます。
でも、1双の希望小売価格が
¥10,000.-を超える価格なので、
なかなか採用されにくい。
では、どんな手袋が採用の可能性が
あるのでしょうか?
耐熱よりも遮熱に重点を
シリコーンのように樹脂そのものが
溶けないと言うことはとても
大切です。
ただ、製造業ではなかなか
採用しにくい価格帯です。
そんなとき、私は何をオススメ
するのかというと、遮熱性の高い
手袋をオススメします。
手袋が熱に耐えることよりも
手に熱が伝わらないことが
大切なんですよね。
なので、オススメは
アルミを防炎繊維に貼り付けた
アルミ手袋がいいかもしれません。
遮熱を考えるとこんな手袋に
なりますが、これも、コストは
結構数千円はします。
消耗品の予算としてはちょっと・・・。
そうお考えの方には、以下の
手袋をオススメします!
裏のキャンバス生地にも遮熱効果あり

この手袋、普通の牛床皮手袋の
ロングタイプです。(35cm)
でも、裏にキャンバス地の裏地が
ついています。

手の部分は、やわらかさを
出すためにアクリルです。
この手袋は、価格も2000円で
おさまります。日常で使うには
いい価格帯かもしれませんね。
まとめ
1)耐熱は、シリコーン手袋
2)遮熱なら、アルミ手袋
3)お値打ちなら、裏布付きの皮手袋
断熱は私たちも一番チョイスが
難しいので、詳しい作業環境を
お聞かせください。
ご質問は以下のお問い合わせ
フォームからどうぞ。
寒い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ