いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエ のりねえです。
昨日のマスクの供給について
書いたブログは、多くの方が
シェアしてくださいました。
それだけ市場に行き渡っていない
のですね。不安が大きい、関心が
高いということですね。
確信はないですが、なんとなく
昨日の私のブログに近い
流れになりそうです。
感染が広がらないとは約束
できませんが、マスク不足は
順次改善されるでしょう。
さて、今日はいつものように
メーカーさんがご来社くださって
新しい手袋を紹介してくれました。
でも、現物が輸入の遅延の関係で
まだ到着していないので、今日は
案内できません。スイマセン。
なので、今日ご紹介するのは
従来品です。
SSの手袋もありますよ。
と言うところで、ナイロンの
ミルコットのSSをご紹介します。
通常ナイロンミルコットという
手袋は、S/M/L/LLがメインです。
うちは、3Lも取り扱っています。
でも、SSは、なかったんです。
あるお客様が
定番サイズは従来の仕入れ先が
やっているけど、SSは
作れないって言うんだけど
扶双さんはできますか?
と、お問い合わせをいただきました。
メーカーと相談して、どうやって
作っていったかをご紹介します。
ナイロンミルコットは、ナイロンの
生地を裁断してミシンで縫い合わせる
手袋です。
生地を数十枚重ねて、それを
刃物をつけた金型(手の格好をしている)
を万力で圧して裁断します。
この金型がオリジナルなので、
作るのにお金がかかります。
日本で作れば2~3万はかかる
のですが、海外で作る場合は
1万円程度です。
金型は、ずっと使えますので
一度型代を支払えば、
2度いただくことはありませんよ。
一回の注文量は、100ダース程度
必要になります。
100ダースというのは、1,200人分
ですね。多いかもしれないし、割に
少ないかもしれません。
ただ、一度に200ダース注文して、
2年先に追加するなら、毎年
100ダースの注文をしてほしいです。
なぜかというと、金型をずっと
保管するには、定期的に使わないと
メンテ(防さび)だけして、
お金がかかるのに産み出さない
ことになるからです。
それに1年以上注文がないと、
工場が金型を処分します。
なので、注文の量もオリジナルの
サイズを作るさいに、ご注意
くださいね。
本日は、ナイロンミルコットの
オリジナルサイズの縫製手袋を
作るための順序をお伝えしました。
受験シーズンでも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
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