樹脂は悪者じゃない！でも、アンテナは立てよう！

いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエ　のりねえです。

 

 

 

今日も森松展で会場におりますと

オモシロいテレビ番組を見せて

いただきました。

 

 

 

それは、未来世紀ジパングという

番組で、プラスチックストローや

レジ袋を悪者にした番組でした。

 

 

 

海洋ゴミの問題で、ウミガメの

鼻の穴にプラスチックのストローが

入った動画で突如、ストローが

悪者に。。。。。

 

 

 

新聞でもテレビでも悪者に

されまくっています。

 

 

 

 

 

読めないでしょうけど、中部経済新聞でも

こんなに大きく取り上げておりました。

 

 

 

私たち手袋業界にとっては、

デジャブ（既視感）がありました。

 

 

 

それは、「フタル酸エステル」による

環境ホルモン問題。

 

 

 

プラスチックをやわらかくする

可塑剤というものに、フタル酸エステル

というのが入ってまして、

それが環境ホルモンを出す、と。

 

 

 

大学の先生の根拠のない発言が

テレビで取り上げられて

問題が大きくなって、結局

「非フタル酸エステル」を

使うことになりました。

 

 

 

そのため、コストは上がり、

PVCが若干硬く仕上がり、

メーカーにも、ユーザーにも

いいことなしでした。

 

 

 

しかも、環境ホルモンっていう

でっち上げの話しに踊らされた

だけ、というオマケつきです。

 

 

 

海洋ゴミ問題も、ビニールは

 

使わないよりも

 

捨てない！

 

 

 

それが一番大事なのに、

使わないことに話しがすり替わって

しまいました。

 

 

 

日本は、そもそも分別もしているし

高い温度で焼却しているので、

ストローをやめる必要がないのに。

 

 

 

おそらく使わないように

なるのでしょうね。

 

 

 

ただ、これを機に、環境負荷の

少ない素材はないか？と考える

機会になるのは、いいですね。

 

 

 

そうなれば、ビジネスチャンスも

あります。

 

 

 

森松展の主催者の森松㈱は、

会社案内をLIMEXという新素材で

作っていました。

 

 

 

説明が難しいので上のサイトを

読んで見てください。

 

 

 

石灰石で紙やプラの代替品を作るという

日本の新技術です。

 

 

 

森松さんの会社案内は、こんな感じ。

 

 

普通のクリアファイルのような質感。

 

 

 

 

 

森松さんのキャラクター　マモーリンⒸ

の下に、このように解説付き。

 

 

 

 

中身も紙と変わらぬ質感でした。

 

 

 

ちょっと分厚いので高級感も

ありました。

 

 

 

どこよりも早く取り組み、

問題点も実際に使わないと

わからないから、使ってみよう、

という姿勢に学びを頂きました。

 

 

 

連休でも、どうぞご安全に。

たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ！

のりねえ