いつも手袋のことばかり考えている
あなたの手袋のソムリエ のりねえです。
先日、お客さんから言われました。
事情を伺ってみると、
確かに、手袋をはめたままカッターを
使って細かい作業をするのは、
はかどりません。
だから薄いほうがいいんですが、
薄いと刃物に対するレベルは
比例して落ちますよね。
そんな刃物に強い手袋選びの
ポイントをお伝えしますね。
(コーティングなし編)
最初から答えを出しているようですが
まさにその通りです。
私のイチオシはスぺクトラガード!
上の表にあるように右上の
品番の手袋は、刃物に強いです。
ふたつの品番がありますが、
同じ手袋で、一方はすべり止め付き
なので、実質同じ強度です。
その手袋、HG-70のスペックは、
編み幅は10Gで、普通の
軍手より一段階薄いです。
軍手は、7.10.13.15.18と
5段階の編み幅があります。
数字が大きくなるほど薄くなります。
(普通の軍手は7Gなのです)
金属線とガラス繊維を高強度
ポリエチレンで撚っています。
手に直接触るほうが綿です。
この手袋は、強度のテストで
評価Eです!
(Fが一番強いです)
6段階評価の5です。
これは、ある種スゴイ評価です。
アラミド繊維(ケブラー)と比べると▼
ただ、熱には弱いのでご注意を。
熱に関しては、コットン100%の
手袋のほうが強いです。
糸には得手不得手があるんですね。
ケブラーは、デュポンの糸です。
デュポンといえばテフロン加工の
鍋やフライパンなどでも有名です。
そのデュポンの糸=ケブラー糸で
編んだ軍手は二つの特性があります。
消防士さんの服にも使われるほど
燃えにくい繊維。
ナイフに強く切れにくい
ケブラーは引っ張り強度も耐性が高く
ビルなどの建築でも活躍するほど
スゴクいい繊維です。
だから、私はHG-05をおススメします。
6段階評価の3の強度があります。
ただ、手袋に編んだ時に、ナイフに
対する強度を出そうとすると
どうしても太くしないといけない。
細かい作業をしないのならば、
この手袋は鉄板の切断面など
つかむ場合は厚みもあって安心です。
これは、適材適所ということです。
ケブラーは、例えば、熱を持った
商品を扱うときには、溶けないので
安心して使える。
ご自分の現場を思い浮かべ、熱を
持った商品をさわる場合はケブラー
を選んでください。
耐切創のテスト方法が変わりました。
評価軸も変わりました。
以前は1~5の5段階評価で、
数字が増えるほど強い。
現在は、A~Fの6段階評価で、
Fが一番強い。
新しいテストの数値は以前より
シビアです。新しいテストを
受けている手袋の使用をおススメ
いたします。
選ぶのは、ご自分ですが、
迷ったらご相談ください。
作業内容をいくつかお答え
いただければ、ピッタリの手袋を
おススメします!
お問い合わせは以下からどうぞ。
寒い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
作業手袋でゼロ災へ!
のりねえ
寒い時期でも、どうぞご安全に。
たかが手袋、されど手袋。
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のりねえ
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